2013年04月17日

南海トラフ沖に活断層

南海トラフの南東側の海底に、長さ275キロ以上に及ぶ海底活断層が存在するという分析結果を広島大の中田高・名誉教授らの研究グループがまとめました。これまでも長さ150キロの活断層があることが知られていましたが、今回の分析結果から、これまで明らかになっていたよりもさらに東に、活断層の動きによって海底が変形してできたとみられる崖が続いているのを発見しました。活断層は従来よりも100キロ以上長く、相模湾の沖合付近まで達することが分かりました。活断層が動いた場合、マグニチュード8級の地震になるとみられています。


 


1498年の明応地震は南海トラフが震源と考えられていましたが、実はこの活断層が動いたことで起きた可能性があるとされています。活断層は500年以上動いていないことになり、南海トラフ以外にも単独で大地震を起こす可能性も指摘されています。南海トラフ巨大地震の発生確率が高まっていますが、こちらの活断層による地震にも注意が必要です。


 


13日早朝にも淡路島を震源とする地震が発生しました。近くなので、だいぶん揺れました。とうとう南海地震が来たかと思ったものですが、違うかったようです。この地震は、阪神淡路大震災の影響ではないかと見られています。新しい活断層のようですが、それにしても日本は活断層が多いですね。地震対策をしっかりすることが大切です。


 


ところで、災害時の備えとして備蓄水はどのようにしているでしょうか。私の住んでいるところでは、昔よく断水していました。もともと大きな川もなく雨が降らなかったら水の使用に制限がかかり、水が出なくなるとよく給水車が回ってきました。そういったこともあって非常用の飲料水と非常食だけは備えているのですが、消費期限の問題がありますよね。非常食や非常用の飲料水は保管したらしっぱなしというのが多いのではないでしょうか。うちも同じで、備えはしているのですが、たまにチェックすると消費期限が過ぎていた、なんていうことはよくあります。定期的にチェックできるようにしておくことが大切ですね。


 


で、この備蓄水のことですが、最近は家庭にウォーターサーバーを設置するところが増えています。東日本大震災の時にも、聞くところによるとウォーターサーバーがあってよかったという家庭が多かったそうです。もちろん津波被害のなかったところの話です。ウォーターサーバーがあれば、お水の消費期限のチェックなど気にする必要もないのですね。毎日使っていて、定期的に新しいものが届きますから。そしていざという時には、それが備蓄水の役割を果たすわけです。そう考えると災害時の備えとしてウォーターサーバーの設置を考えるのもいいかもしれません。災害は備えが大切です。いざという時に困らないように常日頃から備えを心がけておきたいものです。




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Posted by がたべえ at 09:10│Comments(0)home
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